みなさん、こんにちは。全世界投資家のごうかくです。
この記事では、つみたてNISAの積立間隔(毎日・毎週・毎月)をシミュレーションして、最も効率が良い間隔はどれなのかを検証する記事です。
つみたてNISAの積立間隔(毎日・毎週・毎月)をどれにしようか悩んでいる方は必見です。
なぜシミュレーションをしようと考えたのか?
先日、eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)の毎日積立シミュレーションを実施しました。

多くのネット系証券会社では積立間隔(毎日・毎週・毎月)の設定ができることを思い出し、どの積立間隔が最もパフォーマンスが高いのかを検証してみたくなりました。

シミュレーション条件
人気の投資信託銘柄であるeMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)に約3年間、積立投資したシミュレーション結果を紹介します。
詳細なシミュレーション条件について説明します。
- 購入銘柄
- eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)
- 集計期間
- 2018/10/31(運用開始日)~2021/06/23
- 購入金額
- 毎日積立100円
- 毎週積立500円
- 毎月積立2000円
- 購入条件
- 毎日積立
- 平日の営業日に積立購入
- 毎週積立
- 毎週月曜日に積立購入(土日祝日の場合は翌営業日)
- 毎月積立
- 毎月1日に積立購入(土日祝日の場合は翌営業日)
- 毎日積立
シミュレーション結果
シミュレーション結果を発表します!!
- 毎日積立
- 投資金額
- 64,100円
- 現在価値
- 87,778円
- 損益
- +23,678円 (+26.97%)
- 投資金額
- 毎週積立
- 投資金額
- 66,500円
- 現在価値
- 89,356円
- 損益
- +22,856円 (+25.58%)
- 投資金額
- 毎月積立
- 投資金額
- 67,200円
- 現在価値
- 91,369円
- 損益
- +24,169円 (+26.45%)
- 投資金額
投資金額は積立金額で異なってくるため、損益率で比較してみましょう。
毎日が+26.97%, 毎週が+25.58%, 毎月が+26.45%となり、誤差程度の差しかないことがわかりました。
シミュレーションの詳細
グラフで毎日・毎週・毎月のそれぞれについて確認してみましょう。
毎日積立
毎日積立は、毎日の変動をもれなく追従するので、機会損失が少ないと考えられます。

コロナショックの際に大きく下落しましたが、大きく反発し全期間の損益は+26.97%となりました。
毎週積立
毎週積立は、毎週の変動に追従します。
毎日積み立てに比べ、購入回数が1/5に減ります。

コロナショックと2020年11月はじめに大きく下落しましたが、しっかり追従しており全期間の損益は+25.58%となりました。
今回のシミュレーションでは月曜日に積み立てたため、週単位での偏りが発生している可能性があります。
今後は他の曜日についても検証を考えています。
毎月積立
毎月積立は、毎月の変動に追従します。
毎日積み立てに比べ、購入回数が1/20に減ります。

2020年11月はじめに大きく下落しましたが、毎月積立でも運良く追従しており、ドルコスト平均法の恩恵を受けることが出来、全期間の損益は+26.45%となりました。
今回のシミュレーションでは毎月1日に積み立てたため、日付単位での偏りが発生している可能性があります。
今後は日付についても検証を考えています。
まとめ
今回はeMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)について、毎日・毎週・毎月のそれぞれについて積立シミュレーションを実施しました。
毎日積立が26.97%, 毎週積立が25.58%, 毎月積立が26.45%となり、誤差程度の差しかないことがわかりました。
今後は、銘柄・曜日・日付を変更してシミュレーションを実施し、優位性の検証を実施していきたいと思います。
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