投資歴7年のごうかくです。
今回はyoutubeで話題の「-5%投資法」のLINE通知機能を構築してみました。
株価が暴落して条件(ルール)が発動された際に、LINEへ通知する機能です。
簡単に実装できたので、ご紹介します。
この機能を実装することで、
- S&P500の指数を毎日確認する必要がなくなります
- 先週の終値を覚えておく必要がなくなります
- 適切なタイミングで通知することができます。
-5%ルール投資法とは
合理的な投資ルール
youtubeでこのような投資の考え方があり、共感して実践しています。↓投資塾さんの動画↓
積立投資と一括投資の両方を活用する投資手法です。
平時は積立投資を実施し、暴落した際に買い増しをするルールで、
- S&P500が先週終値よりも5%以上の下落をしたら買い増しをする
- 平時に積立の投資信託もしくはETF投資金額の約1年分を買い増す
という感情を排除した客観的かつ合理的なルールです。
私もこの手法を参考に投資を実践しています。
毎日指数を確認することが大変
しかしS&P500の指数を毎日確認したり、先週の終値を覚えておくのは大変です。
時期を逃してしまったら、ルールを破ってしまうことになり、今後に来るであろう上昇の恩恵も受けることができなくなります。
暴落した際に気づきを与えるためにLINEに通知する機能
使用するツール
すべて無料で使えるツールで実装が可能です。
アカウント登録が必要なので、アカウントを持っていない方は取得をお願いします。
設定方法
Googleスプレッドシート
下記のようなセルを作ります。
Googleスプレッドシートを開き、各セルに下記を入力します。
- A1のセル
- =GOOGLEFINANCE(“.INX”,”price”,TODAY()-30,TODAY(),”WEEKLY”)
- C2のセル
- =GOOGLEFINANCE(“.INX”,”price”)
- C3のセル
- =MAX(A:A)
- C4のセル
- =VLOOKUP($D$2,$A:$B,2,FALSE)
- C5のセル
- =$E$2*0.95
- C6のセル
- =IF(C2<F2,1,0)
A1に直近30日の先週の終値を表示します。
C2に現在のS&P500の価格を表示します。
C3に先週の終値の日時を表示します。
C4に先週の終値を表示します。
C5に先週の終値から5%下落した価格を表示します。
C6にC2とF2を比較させ、C2<F2のとき「1」とフラグを立てます。
Googleスプレッドシートの設定は以上です。
ITFFF
続いてIFTTTの設定を行います。
IFTTTとは別々のサービスをつなぐサービスです。
今回はGoogleスプレッドシートとLINEをつなげます。
①アカウントが作成完了したら、Createをクリックします。

②If Thisをクリック

③sheetと入力しGoogleスプレッドシートのアイコンをクリック
※初回はGoogleのログイン画面が表示されます。ログインとIFTTTへの認証をお願いします。

④Cell updated in spreadsheetを選択

⑤GoogleスプレッドシートのURLを貼り付け、4つ目のセルにG2と入力

⑥Then Thatをクリック

⑦LINEと入力しLINEのアイコンをクリック
※初回はLINEのログイン画面が表示されます。ログインとIFTTTへの認証をお願いします。

⑧Send messageをクリック

⑨Messageに通知してほしいメッセージを入力

⑩Continueをクリック

⑪タイトルを入力しFinishをクリック

以上です。
スプレッドシートのG2のセルが書き換わるとLINEへの通知が来るようになると思います。
試しにG2のセルを「1」に更新してしみました。

LINEに通知を出すことができました。
フラグが立った時と戻る時のそれぞれでセルが更新されるため、複数回通知が来てしまいます。そちらの修正は今後の課題とさせてください。
まとめ
株式市場のボラティリティが大きくなった際に、自らのルールを守り通すことはとても難しいです。感情を排除してルールを守ることで、退場せずにより楽しく投資が可能になると思います。
今回はS&P500の指数が5%以上暴落した際に、LINEで通知する機能の実装をご紹介しました。
皆さんの投資判断の一助となっていただければ幸いです。
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