現在、最も安全で確実と言われているのが、全世界への分散投資です。
全世界に広く分散させて投資を実施することで、低いリスクで全世界の成長を享受しようという考えの投資手法です。
その中でもeMAXIS Slimシリーズと言われるファンドが簡単・手軽で人気です。
業界最低水準の運用コストを、将来にわたってめざし続けるファンドを掲げるeMAXIS Slimシリーズは総資産額が1兆円を超え、人気の投資信託となっています。
その中で、投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2020に2年連続1位に輝いたのが、このeMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)です。
「貯蓄だけだと金利がつかないから投資を始めたい」という、超初心者の方々におすすめの1本です。
私は、eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)を毎月1000円積立投資をしています。
eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)とは
eMAXIS Slimとは、三菱UFJ国際投信が運用する、インデックス型の投資信託です。
インデックス型投資信託とは、株価指数などのベンチマークと同じ値動きをめざす投資信託です。
代表的なインデックスの例として、日経平均やTOPIXなどがありますが、eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)は、その全世界版だとイメージしていただければOKです。
運用会社が私達の代わりに株を購入し、全世界のインデックスに沿った運用をしてくれるイメージを持ってください。
eMAXIS Slimには投資先によっていくつか種類があり、まとめてeMAXIS Slimシリーズと言います。
このeMAXIS Slimシリーズは、「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the year 2020」にて20位以内に6本受賞しています。
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)は2年連続1位を受賞しており、多くの方々に支持されている投資信託になります。
- 1位
- eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
- 6位
- eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)
- 7位
- eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
- 8位
- eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)
- 9位
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
私はeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)を毎月1000円を積み立てています。
では、なぜeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)を積み立てているか?
その理由を説明します。
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)を選んだ理由
私がeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)を積み立てている理由を3つ説明します。
全世界に投資できる
満遍なく世界の成長の恩恵を享受できる
1つ目の理由として、アメリカ・日本・イギリス・フランスなどの先進国や、中国・韓国・インドなどの新興国に満遍なく投資をすることが出来るからです。
全世界のGDPは毎年約4%程度成長しています。つまり投資をすれば、理論値で毎年4%のリターンが得られることになります。

リスクが低い
全世界に投資しているので、ある企業が破綻して株が紙くずになってしまったとしても、満遍なく様々な企業の株を買っているので、投資信託の価値はゼロになりません。
最近人気のアメリカの指数である、「S&P500」はアメリカの企業500銘柄で構成されていますが、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)は全世界の有名企業の約3,000銘柄で構成されており、分散して投資していることがわかります。
手数料が安い
2つ目の理由として、手数料が圧倒的に安いからです。
投資信託では4つの手数料がかかりますが、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)は、コストはほとんど掛かりません。
- 買付手数料 無料
- 信託報酬 0.1144%
- 信託財産留保額 無料
- その他経費
最近は買付手数料と信託財産留保額が無料の投資信託が増えてきました。
信託報酬とは、年間の運用コストです。
信託報酬が0.1144%ですが、他の投資信託と比較しては非常に安くおすすめです。
(銀行などの窓口で購入する投資信託は信託報酬が3%とかあります。)
銀行預金では金利がつかない
銀行預金では金利が全く付きません。高金利の定期預金でも0.1%程度です。
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)は、短期で見ると元本割れをする確率はありますが、長期で見ると世界は成長しているため、元本割れするリスクが低くなります。
これは毎年の多少の変動はあるものの、全世界が毎年4%程度成長し続けるため、長期的に見ればプラスになるという考え方です。
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)は、信託報酬などのコストも安いため、長期保有におすすめの商品になります。
運用会社が投資している銘柄
運用会社(三菱UFJ国際投信)が私達の代わりに約3,000銘柄の株を購入し運用してくれていると説明しました。
それでは、実際に購入している銘柄を見ていきましょう。
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)が購入・運用している銘柄を見る際は、の請求目論見書や運用報告書(全体版)を見る必要があります。
↓こちらから見ることができます↓
各国の投資割合は下のグラフのような割合になっています。
アメリカが58.3%と過半数を締めており多い印象です。

アメリカ(58.3%)
銘柄(一部) | 米国内投資割合 |
---|---|
Apple | 4.76% |
Microsoft | 3.51% |
Amazon | 3.24% |
Alphabet (Google) | 2.24% |
1.61% |
GAFAと呼ばれる巨大IT企業の銘柄などが含まれています。
アメリカの比率が58.3%と半分以上の比率を締めている商品です。
日本(6.9%)
銘柄(一部) | 日本国内投資割合 |
---|---|
トヨタ自動車 | 3.92% |
ソニー | 2.97% |
ソフトバンクグループ | 2.90% |
任天堂 | 1.80% |
日本の比率は6.9%となっています。
時価総額が大きな、トヨタ自動車やソニーなどの数百銘柄が含まれています。
中国(5.2%)
銘柄(一部) | 中国国内投資割合 |
---|---|
アリババ | 8.54% |
テンセント | 6.52% |
中国の比率は5.2%となっています。
アリババやテンセントなど、中国版GAFAの銘柄を始め、様々な銘柄が含まれています。
その他の投資対象国として、タイ・マレーシアなどの東南アジア諸国や、インド・南アフリカ共和国などの新興国なども含まれており、満遍なく全世界に投資が可能です。
おすすめ証券会社
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)を購入できる証券会社をご紹介します。
SBI証券
SBI証券の口座開設はこちらからネット証券口座開設数No.1で手数料もお得になっています。
取扱銘柄も非常に多く、購入できる銘柄の選択肢が多いのも魅力です。
機会損失をしないためにも口座を開設しておくことをおすすめします。
マネックス証券
マネックス証券の口座開設はこちらからできます。マネックス証券は取り扱っている金融商品が豊富で手数料も格安です。
米国株の取り扱いは4,000銘柄以上で、将来米国株を始めたい人におすすめです。
松井証券
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松井証券は、株式の約定金額50万円以下なら売買手数料無料という特徴があります。
またキャンペーンが多いのも特徴で、SNSで特定のハッシュタグをつけた投稿をすることでQUOカードやamazonギフト券が貰えるキャンペーンなどが実施されています。
松井証券が主催するセミナーも開催していたり、独自のチャートツールなども充実しており、とても頼もしい証券会社です。
まとめ
eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)についてご紹介してきました。
全世界に満遍なく投資ができるので、S&P500と悩んでいる方は、eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)のほうがリスクを抑えて堅実に運用できます。
全世界にコツコツと投資をしながら、全世界の成長を長期で享受してみてはいかがでしょうか。
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