【今さら聞けない】仮想通貨(暗号資産)とは?私が長期投資する理由

仮想通貨
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みなさん、こんにちは。長期投資家のごうかくです。

この記事は、仮想通貨(暗号資産)に関する初心者向けの記事です。

ビットコインの本質を知るにはある程度の勉強が必要ですが、まずはそのさわりの部分を簡単に説明したいと思います。

仮想通貨(暗号資産)につきまとう負のイメージ

仮想通貨(暗号資産)といえば、ハッキング事件や、スキャムと呼ばれる詐欺価格の暴落など、良いイメージを持っている方は多くないです。

特に2018年に国内取引所がハッキングされ、その後に価格が大暴落したことは記憶に新しいです。

しかし、両替の必要がなく世界中どこでも使える仮想通貨(暗号資産)の本質を理解し、正しく投資を実施すれば、将来的に大きなリターンを得られる可能性がある素晴らしい投資先の一つだと私は考えています

仮想通貨(暗号資産)とは

仮想通貨(暗号資産)の正式名称は暗号資産と呼ばれています。

海外では「Crypto Assets」と呼ばれており、翻訳すると「暗号資産」となるからです。

2019年5月31日に資金決済法と金融商品取引法の改正で、正式名称が仮想通貨から暗号資産へ変更されました。

この記事では、説明の便宜上「仮想通貨」と表記します。

ビットコインとアルトコインの出現

仮想通貨について詳しくない方でも、ビットコインという名称を聞いたことはあると思います。

ビットコインは、2009年にサトシ・ナカモトと名乗る人物によって論文が発表され、世の中に出現しました。

ビットコインが出現してから、ビットコイン以外にも様々なコインが生まれました。

それらのコインたちは、ビットコインの代替えのコイン(Alternative Coin)とよばれ、その名から、アルトコインと呼ばれるようになりました。

これらのコインは、プログラミングスキルがある方ならば誰でも作ることができます

現在、アルトコインの総数は数千種類にも及び、コインの開発が活発化していることがわかります。

仮想通貨の定義

仮想通貨の定義について説明します。

仮想通貨とは「インターネット上でやりとりできる暗号化された電子通貨」で、日銀のホームページに3つの定義が記載されています。

仮想通貨の定義
  • 不特定の者に対して、代金の支払い等に使用でき、かつ、法定通貨(日本円や米国ドル等)と相互に交換できる
  • 電子的に記録され、移転できる
  • 法定通貨または法定通貨建ての資産(プリペイドカード等)ではない



なぜ価格変動が起こるのか

仮想通貨は特に価格変動が大きな商品として認識されています。

ビットコインの価格チャートを見てみましょう。

それでは、なぜこのような価格が起こるのでしょうか。

商品の値段は需要と供給で決定します。

みんなが価値があるものだと思うと需要が生まれ価格が上昇し、価値がないと判断されると価格は下落します。

仮想通貨は、国家やその中央銀行によって発行された、法定通貨ではありません。

0と1のデジタルデータのため、裏付け資産がないものが多く信頼性が相対的に低いと考えられています。

そのため、需給関係などのさまざまな要因によって価格変動が起こります。

なぜ投資されるのか

仮想通貨は主に分散型台帳の技術で支えられています。

この技術は、インターネットの技術革新に匹敵する技術といわれているため、この技術で世界が大きく変わるのではないかと考える投資家たちが数多く存在します。

そのため、将来的にこの技術が世界を席巻すると見込んで投資されているのが現状です。

最近はエンジニアたちが切磋琢磨して技術力をあげており、様々なアルゴリズムが開発されており、新しいエコシステムが実装される未来が期待されています。

分散型台帳とは

それでは、分散型台帳とは何かについて説明します。

お金のやり取りなどで発生する取引履歴などのデータある一定のデータ構造にまとめられて格納(保存)されます。

ある一定の期間内の取引履歴をまとめたデータ構造がブロックと呼ばれています。

イメージとしてはたくさんの取引履歴のデータがフォルダに格納されているイメージを持って頂けると良いです。

ビットコインは取引履歴を10分ごとにブロック化します。

このブロックには親子関係があり、ブロックの中には必ず直前のブロック情報が入っており、親と子のブロックがチェーンのように順番につながっています。

ブロックチェーンのイメージ

この様子から、ブロックチェーンという名前がつけられました。

新しいブロックを作ろうとする際は、チェーンの最後尾にブロックを結合することになります。

ブロックをチェーンで結合する際にマイニングという承認作用が発生します。

マイニングとはコンピュータに暗号計算を実施させる作業です。

マイニング作業が一番早く完了した人にビットコインという報酬が配布されます。

そのビットコインが市場で取引され価値がついています。

計算には莫大な電力が消費されるため、電気代が安い地域でマイニングを実施しているユーザーが多いのが現状です。



なぜ価値がつくのか

なぜ価値がつくのかについて説明します。

ビットコインの発行数量には上限がある

ビットコインは、紙幣と違い発行枚数に上限があります。

紙幣はいくらでも刷ることが出来るため、価値が薄まる可能性があります。

しかしビットコインは、金と同様に決められた数量しか発行されないため、需要が増加すれば価格は上昇します。

そのため、デジタル・ゴールドとも呼ばれています。

イーサリアムには発行上限がない

アルトコインで最も時価総額の大きいイーサリアムには発行上限がありません

そのため、発行が増えると紙幣と同じように価値が薄まってしまいます。

アルトコインを選ぶ際は、発行上限があるかないかを調べることが重要です。

アルトコインの概要はCoinMarketCapで確認することができます。

未来への投資

前述しましたが、今後さらなる発展をするであろうこの技術に投資ををしている投資家も多いです。

最近では、paypalでビットコイン支払いが可能となるニュースが出たり、中米やアフリカでビットコインが法定通貨になったりと、実需が増えるため価格が上がると考えられています。

両替の必要がなく、どの国でも使えるのも大きな魅力の一つです。

まとめ

仮想通貨は、インターネットに比類する世界を変える技術だと考えられています。

そのため、まだまだ黎明期で価格の変動が激しいですが、将来を見越して少額で長期保有してみてはいかがでしょうか。

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