【TLT】iシェアーズ 米国債20年超ETF購入したので、その理由について紹介します

ETF
この記事は約4分で読めます。

みなさん、こんにちは。長期投資家のごうかくです。

この記事では、長期米国債に投資ができる【TLT】iシェアーズ 米国債20年超ETFを購入しましたので、その理由について紹介します。

債券投資の特徴

債券の種類には、日本国債・米国債・投資適格社債・ハイイールド社債・新興国債券などがあります。

特に国債は、長期国債や短期国債などの種類があります。

債券投資は下記のような特徴があります。

  • 定期的に利息収入が得られる
  • 株式と比較して値動きが安定している
  • 株式とべ動きが異なるため、分散投資になる

株式と債券の値動きの違いを見てみましょう。

ブルームバーグよりブラックロック作成

債券は、株式と比べ値動きが低いことがわかります。

値動きが安定しているため、一般的に債券投資は、インカムゲイン(利息)で利益を得る事が目的と考えられています。

しかし債券価格も変動しますので、キャピタルゲイン(値上がり益)も狙うことが出来ます。

債券は、金利が上昇すると価格が下落し、金利が下落すると価格は上昇します。

債券ETFの特徴

債券ETFには下記のような特徴があります。

  • 株式と同様に株式市場で簡単に売買ができる
  • 株式ETFのように、様々な種類の債券に幅広く分散投資ができる
  • 購入単価が安いので少額から投資ができる

債券ETFの利息は、配当金という形で分配されます。

債券ETFは株式ETFと同じように、安価で手軽に始められることが特徴です。

TLT iシェアーズ 米国債20年超ETFの特徴

TLTの特徴について説明します。

TLTはアメリカの20年超えの長期国債に投資を行うETFです。

TLTの基本データ
  • 運用会社 : ブラックロック
  • 経費率 : 0.15%
  • 直近配当利回り : 1.68%
  • 設定日 : 2002年7月26日

アメリカ国債を運用するETFは

  • 1~3年の国債を集めたSHY
  • 7~10年の国債を集めたIEF
  • 20年超の国債を集めたTLT

があります。

その中で最も期限が長い債券を集めたETFがTLTです。

債券は期限が短くなればなるほど、現金に近い特徴となり、利回りも下がる傾向にあります。

そのため、TLTは上記の3つのETFの中で最も配当利回りが高い銘柄です。

TLTの購入方法

TLTを購入するには2つの方法があります。

米国市場でTLTを購入する

近年、多くのネット証券で米国株が簡単に取引できるようになりました。

TLTは、下記の大手ネット証券で購入することが出来ます。

おすすめ証券口座

国内市場で2621を購入する

国内市場でもTLTに投資することが出来ます。

2621 iシェアーズ 米国債20年超ETF(為替ヘッジあり)

注意点として、為替ヘッジありということです。

また上場日が2020年10月15日であり、日本国内での販売において日が浅いことが特徴です。

TLTの投資戦略

債券は、金利が上昇すると価格が下落し、金利が下落すると価格は上昇します。

そのため、長期債券の金利が下落する局面で購入することができれば、値上がり益を得ることが出来ます。

投資戦略は、短期と長期で分ける必要があります。詳しくは↓↓↓

コア・サテライト投資を実践した安定した資産運用を紹介します
コア・サテライト投資とは、安定的に運用する「コア」の部分と、積極的に運用する「サテライト」の部分を分けて考える投資戦略です。ライフイベントで発生する大きな費用や老後資金を賄うためのコア投資と、リスクを取って短期的なトレンドに乗りながら資産を増やすためのサテライト投資について詳しく説明します。

TLTは値動きが安定しており配当金も出るため、リスクが低く長期で安定した運用に適していると考えています。

資産の大半を株式にしていると、値動きが激しく精神的につらいと思います。

また資産の大半が株式の場合、株式市場が大きく下落した際に、すべての資産価値が下落してしまため、株式を安く買う機会を損失してしまいます。

株式が大きく下落した際は、債券を一部売却し、株式の購入に当てるようなリバランスをすることで、より効率的な資産運用が出来ます。

そのため、TLTなどの債券は【守りの資産】として、ポートフォリオの一部に組み入れておくことをおすすめします。

株価下落の際の資産割合イメージ
株式を購入しリバランス

筆者の投資戦略

私はSBI証券でTLTを10株保有しています。

株式下落のリスクヘッジとして保有しています。

先日購入したばかりなので評価損益はプラスマイナスゼロです。

今後は現行で積み立てを実施している「eMAXIS Slim先進国債券」と並行して積み立てていきたいと考えています。

まとめ

TLTの特徴や投資戦略について紹介してきました。

債券投資というと敷居が高いと感じられる方も多いと思います。

しかし、債券ETFを使用することで、株式投資のように簡単に安価に購入することが出来ます。

資産配分の【守りの資産】に組み入れて、効率的な投資を実施してみてはいかがでしょうか。

コメント