つみたてNISAが含み損で赤字の際の対処法

投資
この記事は約3分で読めます。

みなさん、こんにちは。長期投資家のごうかくです。

株価が下落局面の際、つみたてNISAの基準価額も下落してしまい、利益が減ったり含み損を抱えてしまうと思います。

この記事では、①つみたてNISAで含み損を抱えてしまったときの対処法と、②株価下落前に対処しておきたい効率的な投資方法をご紹介します。

つみたてNISAとは?

つみたてNISAとは、金融庁が選出した投資信託を年間上限40万円の枠内で積み立てることができ、購入した投資信託から発生した運用益が非課税になる制度です。

詳細は下記の記事をご覧ください。

つみたてNISAとは? 投資初心者にわかりやすく解説します
つみたてNISAは少額からの長期積立・分散投資を支援するための非課税制度です。投資初心者でも少額から簡単に始められ、全世界の経済の成長を感じながら長期で運用することができます。年間投資金額の上限は40万円までですが、老後の資金やお子さんの教育資金などの一助として実践してみてはいかがでしょうか。

株価が下落した際の対処方法

結論から記載すると、積み立てをやめない強い決意を持つことです。

含み損を抱えてしまうと、不安になり投資をやめてしまう人が続出します。

しかし、投資をやめてしまうと資産は一向に増えず、人類最大の発明である投資による複利効果の恩恵も享受することができません。

また、下落局面はむしろチャンスで、ドルコスト平均法で購入することで大きく稼ぐことが出来るからです。

詳細は下記の記事をご覧ください。

【積立シミュレーション】つみたてNISAで毎月1万円積み立てた時の、価格変動6パターンの損益シミュレーション結果
つみたてNISAで毎月1万円積み立てた時の、価格変動6パターンについての損益をシミュレーションしました。値上がりした商品と、値下がりした商品において、どちらがより利益を出せたでしょうか。結果は一括投資と積立投資で大きく異なってきます。特に積立投資の場合、直感と大きく異なるような結果が出るので、注意が必要です。

毎月自動で積み立てておけるような仕組みを作り、投資結果を見ないようにすることが重要かもしれません。



株価下落前に対処しておきたい効率的な投資方法

株価下落前に対処しておくことで、より効率的に資産を増やす確率が上がる方法について説明します。

つみたてNISAでは、株式の投資信託しか購入できなく、株価下落で大きく資産が減少してしまいます。

そこで、つみたてNISA以外で債券コモディティに投資をしておくことをおすすめします。

債券投資について

債券は、株式と比べ値動きが低いことが特徴です。

初心者の方は、投資信託のeMAXIS Slim先進国債券が買いやすいと思います。

eMAXIS Slim先進国債券がつみたてNISAの保険に使えるのでその理由ご紹介します
つみたてNISAなどの長期投資で、株式のファンドを購入している方が多いと思います。株式は値動きが激しく、とてもリスクが高い商品です。そのため下落した際に大きな損失を被ってしまいます。そのようなリスクを下げるために、私は債券も同時に購入することをおすすめしています。今回は、手軽に債券に投資できるeMAXIS Slim先進国債券についてご紹介します。

中級者以上の方は、米国債20年超ETFであるTLTなどの国債が適切だと考えています。

【TLT】iシェアーズ 米国債20年超ETF購入したので、その理由について紹介します
債券の種類には、主に日本国債・米国国債・投資適格社債・ハイイールド社債・新興国債券などがあります。TLTはアメリカの20年超えの長期国債に投資を行うETFです。TLTはブラックロック者が運営するETFで、直近配当利回りは1.68%です。米国市場はTLTで購入できますが、国内株式で購入したい方は、2621 iシェアーズ 米国債20年超ETF(為替ヘッジあり)をおすすめします。

詳細はリンク先の記事をご覧ください。

コモディティ(金)投資について

コモディティは、株式と別の値動きをすることが特徴です。

コモディティの中で最も手軽に実施できる商品は金(ゴールド)です。

ゴールド投資の詳細は下記の記事をご覧ください。

【守りの資産】金投資の方法とおすすめ銘柄を紹介
新型コロナの影響でマネーサプライが増え、お金の価値が薄まってきました。そのため、ここ数年で【守りの資産】である金の価格が急上昇しています。この記事では、様々な商品がある中で、効率的に稼げる厳選したETFを、私が投資している商品の中から解説していきます。

リバランス

資産の大半を株式にしていると、値動きが激しく精神的につらいと思います。

また資産の大半が株式の場合、株式市場が大きく下落した際に、すべての資産価値が下落してしまため、株式を安く買う機会を損失してしまいます。

株式が大きく下落した際は、債券やコモディティの一部売却し、株式の購入に当てるようなリバランスをすることで、より効率的な資産運用が出来ます。

そのため、債券やコモディティは【守りの資産】として、ポートフォリオの一部に組み入れておくことをおすすめします。

株式の下落
リバランス



まとめ

つみたてNISAで含み損を抱えてしまった際の対処法について説明してきました。

長期的に見ると世界は右肩上がりに成長しています。

目先の利益に惑わされずに、複利効果の恩恵を享受しながら、ゆっくりと世界の成長を見守っていってみてはいかがでしょうか。

【関連記事】相場下落時に稼ぐ方法について↓

株式の下落相場で利益を出す方法を紹介します(CFD編)
株式相場が下落局面に直面すると、所有している株式の価値が下がり、含み益の減少や含み損の増加が生じます。株価下落局面で利益を出す方法に、①空売り②プットオプションの購入③CFDでショートがあります。この記事では、CFDを使用し株価の下落局面でショートポジションを保有することで利益を出す手法を紹介します。S&P500・ダウ平均・ナスダック、日経平均などの株価指数や、金や銀など様々な商品でポジションを取ることが可能です。

コメント