【守りの資産】金投資の方法とおすすめ銘柄を紹介

ETF
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金投資家のごうかくです。

新型コロナの影響でマネーサプライが増え、お金の価値が薄まってきました。

そのため、ここ数年で金の価格が急上昇しています。

お金(ドル)が大量に刷られているためお金(ドル)の価値が薄まる

インフレの懸念が生じる

物の価値が上昇する

金などの現物資産が買われる

一般的に、ドルの価格と金の価格は逆相関の関係にあります。

そのため、上記のロジックで、金の価格が上昇しました。

金は歴史的に価値が認められ、普遍的な価値を持っている商品です。

金投資には様々な方法があり、商品によって値動きや変動幅が異なります。

この記事では、様々な商品がある中で、効率的に稼げる厳選したETFを、私が投資している商品の中から解説していきます。

私が実践している金投資

私が実践している金投資についてご紹介します。

金ETF(長期投資)

私は金投資の手法の一つに金ETFを採用しています。

金ETFで、純資産が大きく流動性があり安心できるETFに、

  • GLD
  • IAU

があります。世界で投資されている金ETFの双璧とも言えるETFです。

金はそれ自体から価値を生み出さないため、配当金はありません。

GLD : SPDRゴールド・シェアETF

運用会社 : ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ

経費率 : 0.40%

GLDは2004年11月にステート・ストリート社から販売されたETFです。

歴史が長いため、金ETFで最も純資産が大きいことが特徴のETFです。

流動性も高いため、売りたい時に売れるのでおすすめのETFです。

IAU : iシェアーズ・ゴールド・トラスト

運用会社 : ブラックロック

経費率 : 0.25%

IAUは2005年1月にブラックロック社から販売されたETFです。

GLDよりも経費率が安いのが特徴のETFです。

GLDとIAUの違い

GLDは規模が大きく、IAUは経費率が安いと認識していただければOKです。

私は、長期投資で金投資をしているため、経費を限りなく低く抑えたいと考えています。

そのため、私はIAUを積立にて購入しています。

金鉱株(長期投資)

私は金鉱株のETFを購入しています。

金鉱株ETFとは、金を採掘している企業(鉱山会社)に投資ができるETFです。

金鉱株ETFの大きな特徴に、配当金が出ることがあります。

配当再投資を実施することで、複利の恩恵を享受することが出来ます。

流通している主なETFとして、

  • GDX
  • GDXJ

があります。世界で投資されている金鉱株ETFの双璧とも言えるETFです。

GDX : ヴァンエック・ベクトル金鉱株ETF

運用会社 : ヴァン・エック・グローバル

経費率 : 0.52%

GDXは大手の金鉱採掘会社に投資をするETFです。

ゴールド現物よりもボラティリティが高いのが特徴です。

下記にGDXが投資している企業は下の表の一覧を示します。

名称ファンドの割合
ニューモント15.78
バリック・ゴールド11.49
フランコ-ネバダ8.30
ウィートン・プレシャス・メタルズ6.00
ニュークレスト・マイニング5.01
アグニコ・イーグル・マインズ4.65
カークランド・レイク・ゴールド3.58
ノーザン・スター・リソーシズ3.06
キンロス・ゴールド2.83
ゴールド・フィールズ2.73
https://www.bloomberg.co.jp/quote/GDX:US

直近の配当利回りは0.55%で、経費率の0.52%を上回っているので、資産の目減りを回避することが出来ます。

私はこのGDXを積立購入しています。



GDXJ : ヴァンエック・ベクトル中小型金鉱株ETF

運用会社 : ヴァン・エック・グローバル

経費率 : 0.53%

GDXJは中・小型の金鉱採掘会社に投資をするETFです。

下記にGDXJが投資している企業は下の表の一覧を示します。

名称ファンドの割合
ゴールド・フィールズ5.79
パン・アメリカン・シルバー5.61
エボリューション・マイニング4.33
ヤマナ・ゴールド4.1
B2ゴールド3.65
ヘクラ・マイニング3.14
Endeavour Mining PLC3.12
ファースト・マジェスティック・シルバー2.96
SSRマイニング2.86
アラモス・ゴールド2.71
https://www.bloomberg.co.jp/quote/GDXJ:US

直近の配当利回りは1.80%で、経費率の0.53%を上回っているので、資産の目減りを回避することが出来ます。

GDXよりもボラティリティ(リスク)が高いのが特徴です。

純金積立(長期投資)

田中貴金属の純金積立を実施しています。

現物で「重量単位[g]」または「金額単位」で現物のゴールドを購入できるため実施しています。

ネット会員だと年間の手数料がかかりません。

そのため長期的な視点を考慮した際、信託報酬が毎年発生する金ETFよりお得だと考えています。

問い合わせを実施すれば、積み立てた分のゴールドを郵送で送付してもらえます。

注意点として、500[g]未満のバーを交換する際は、手数料がかかります。

私は、長期的に500[g]まで積み立てて、500[g]になったら現物を引き出そうと考えています。

長期だからこそ実現する投資手法だと考えています。

デメリットとしてスプレッドが大きいことがあげられますが、長期視点でみると誤差であると考えられます。

金スポットCFD(短期投資)

その他、短期投資ではCFDを使用して投資をしています。

CFDは金の価格に間接的に投資をすることができます(差金決済取引)

売りから入ることも可能なため、ゴールド価格が下落する際にも利益を出すことが可能です。

レバレッジがかかるため、中級者以上におすすめです。

私は取引手数料が0円で種類が豊富なGMOクリック証券で取引をしています。

おすすめCFD証券会社一覧

IG証券
おすすめ度: ★★★★★
(取扱銘柄が非常に豊富で多様化が可能)
IG証券


GMOクリック証券
おすすめ度: ★★★★★
(取引手数料無料・スプレッドが狭い・取扱銘柄が豊富)


DMM CFD証券
おすすめ度: ★★★☆☆
(取引手数料無料・高機能な取引ツール)
DMM CFD

まとめ

金は紀元前から重宝されていた貴金属で価値があると考えられています。

マネーサプライが増える中、長期的に上昇していくでしょう。

金には様々な投資の方法があり、多様化することが出来るので、様々な戦略が立てられます。

是非、自分なりの金投資を実践してみてはいかがでしょうか。

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