株式の下落相場で利益を出す方法を紹介します(CFD編)

CFD(FXなど)
この記事は約5分で読めます。

こんにちは、投資家のごうかくです。

株式相場が下落局面だと、所有している株式の価値が下がり、含み益の減少や含み損の増加が生じます。

そこで、株式相場が下落している場面に効率的に利益を出す方法と、全体の資産を減らさない方法をご紹介します。

下落相場で利益を出す方法

下落相場で利益を出す手法は大きく分けて3つあります。

  1. 株の空売り
  2. プットオプションの購入
  3. CFDでショート

です。

株の空売り

株の空売りとは、手元に保有していない株式を、信用取引を利用して「借りて売る」ことです。

これから株価が下がることが予想されるときに証券会社から株を借用し市場で売却をします。

その後、株価が下落したところで安く買い戻すことで利益を得ることができます。

空売りについては複雑ですので、記事化を検討中です。

プットオプションの購入

株式のプットオプションとは、「ある日時に、ある価格で株を売る権利」を意味します。

初心者の方向けに数字を使わずに説明します。

まずプットオプションは、プレミアムと呼ばれる商品を購入します。

その後、相場が下落し、プレミアムの価格が上昇したら売却をして利益を得ます。

プレミアムは相場によって変動しますが、期限までの日数や行使価格までの差などから計算され算出されます。

複雑な商品のため詳細は割愛します。

CFDでショート

CFDとは、FXのような差金決済取引です。

詳細は後述しますが、株式相場の下落ではCFDのショートポジションを持つことで利益を得ることが可能です。



CFDの特徴

CFDとは、FXのような差金決済取引で、現物の株式の売買は発生しません。

取引業者に証拠金を預けることにより、銘柄を売買し、その差金のみを決済するという方法です。

証拠金をもとにポジションを建て、ポジションの評価額の変化により、利益または損失が生み出されます。

損失額が証拠金のある一定割合を超えるとロスカットとなるので、資金管理が重要になります。

売り(ショート)からもポジションを建てることが可能

CFDは買いポジションを持っていなくても、売りからポジションを建てることが可能です。

例えば、日経平均30,000円のポジションを1単位ショート(売り)ポジションを保有したとします。

この時、日経平均が25,000まで下がった場合、5,000円の利益になります。

このように、下落相場でもスマートフォン一つで利益を出すことが可能です。

GMOクリック証券CFD

レバレッジを掛けられる

CFDはレバレッジを掛けられるので、資金効率よく取引をすることが出来ます。

少額の資金で大きな取引(レバレッジ取引)が可能になります。

レバレッジが大きいと変動も大きくなるためリスクが大きくなります。

そのため、利益および損失の幅が大きくなるため、自分のリスクに見合った運用をする必要があります。

レバレッジをかけなくても取引可能

投資初心者の方は、リスクが高いレバレッジ取引が怖いという方が多いと思います。

しかしCFDでは、ロング(買い)ポジションを保有した際は、取引する金額と同等またはそれ以上のを証拠金を預けておけば、レバレッジは1倍になり、レバレッジがかかっていない状態となります。

例えば、日経平均30,000円のポジションを1単位ロング(買い)ポジションを保有したとします。

この時、証拠金を30,000円以上入れておけば、強制決済はされません。

ショート(売り)ポジションの場合は、株価は上がれば上がるほど損失が増えるため、損切りなどのリスク管理は必要になります。

CFDがおすすめな理由

CFDがおすすめな理由について説明します。

特殊な商品や投資しづらい商品に投資可能

コモディティ

一般的にコモディティーはETFで購入可能ですが、出来高が低く投資しづらい商品(コーン・大豆・天然ガスなど)はETFで投資するのは難易度が高いです。

しかし、CFDであればこのような商品に簡単にポジションを取ることが可能です。

VIX指数

VIX指数は、S&P500のオプション取引の値動きをもとに算出・公表している指数です。

ボラティリティ(変動幅)が大きくなればなるほど、VIX指数は上昇します。

一般的に、相場は下落のスピードが早いため、下落時にVIX指数は上昇します。

相場が下がる際に、VIX指数を保有することで利益を出すことも可能です。

VIXは減価するため、ポジションを取る場合、短期での保有をおすすめします。

下落を期待しショートポジションを取ることが可能

上記でも説明しましたが、株価の下落局面でショートポジションを保有することで利益を出すことが可能です。

S&P500ダウ平均ナスダック日経平均などの株価指数や、など様々な商品でポジションを取ることが可能です。

下落について記載しましたが、上昇の際はロングポジションで利益を出すことが可能です。

商品によりますが、保有に際して一定の費用がかかりますので、CFDは短期投資に向いています。

おすすめCFD証券会社

私は商品数が多いGMOクリック証券とIG証券のCFDを使っています!!

この2つの証券会社は、商品数が非常に多いため、取引が可能な商品の選択肢が広がるので、稼げるチャンスが広がります。

チャンスは急に来ますので、機会を逃さないためにもまずは試しに口座を開設して見てはいかがでしょうか。

まとめ

株式相場が下落している際に利益を出す方法について説明をしてきました。

様々な方法はありますが、まずは簡単にポジションを取れるCFD口座を開設してみてはいかがでしょうか。

コメント